制作と編集で関わった『ABJECTION』という短篇を久しぶりに見ました。
物語は、映画学校で不遇な扱いを受ける主人公の青年が、自身の姉を愛してしまい、そのコンプレックスと学校での葛藤の中で光を見付けようともがくという流れです。
久しぶりに見て、よく出来てるなあ…と改めて感じました。
テーマの掘り下げが非常に深く、クライマックスから終盤にかけては、海の底から一気に浮上するような感覚になります。
撮影手法も様々で、青年の妄想(独白がある)と、現実の対話で、カメラの表現が異なります。テレビドラマでやられているような、妄想のシーンをソフトフォーカスにしたりしないで、カットのみで現実と妄想を区別しています。
映画の本質を捉えてないと、監督は出来ないんだな。
色々勉強になりました。
2009年10月25日日曜日
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2 件のコメント:
監督もそうだけど、周りのスタッフもそうだとおもう。
ABJECTIONはそこが大きかったと感じる。それは編集した木部の功績も大きいし。
DVD楽しみですよん。
4日に渡します!
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